
写真: 受信後の集合写真
我々は耳を澄ませて鳳龍の産声を待っていた

そして…上空に!!!
日本中の受信協力をしてくれている大学から
「CWを受信しました!しかしデコードはできていません!!」
といったような報告が飛んでくる中…我々は静かに周波数を微調整しながら鳳龍を探した…
すると…

かすかに聞こえた

「しっ

静かに!!」
趙先生の声で皆のざわめきは止み、再び静けさの中かすかに聞こえる鳳龍の産声を追いかける・・・・
しかししだいにその声は聞こえなくなっていく…
そして受信圏外に…
他大学が受信できたCWの録音データを送ってもらいその内容を確認、
我々も再度わずかに聞こえたその声をもう一度確認…

機器によるデコードができたところはなかったが、一部直接耳により解読することができた地上局もあり、
鳳龍が生きていることは分かった

我々九工大の地上局がとらえることができる次のチャンスは今日の昼12:45頃!
次はより受信しやすい条件で鳳龍がやってくるので、
「つぎこそは

」
という思いで今日は解散した。
鳳龍は今日新たにスタートした
スポンサーサイト
いよいよ運用本番に向けて、明日ミッションシーケンスの確認を行います

鳳龍がロケットから分離されて、CWを我々に聞かせてくれるまで、また通常運用に入った際のミッション開始条件など、新しく入ったメンバーを含め皆で再度ミッションシーケンスの把握・調整を行います!!
衛星はロケットに取り付けられもう準備完了!!
なので
あとは私たち地上側はしっかりと準備をして運用に備えるのみです!!!
といっても何かとすることの絶えない鳳龍メンバーw
研究や国際学会の資料づくりや就職活動、授業攻めなどをなんとかやりくりしながらベストを尽くしますw
めげずにがんばろ~~
打ち上げに向けて鳳龍の情報の更新をハイスピード

で行っています@鳳龍HP
http://kitsat.ele.kyutech.ac.jp/index.html
いろいろと更新されているので是非こちらも一度ご覧ください

。
今日種子島に作業に行っていたメンバーが帰ってきました

北九州はあいにくの雨でみんなびしょぬれで帰ってきました

ほんとにお疲れ様です

さぁ後はロケット側に想いと衛星を託して我々は運用の練習を

5月から打ち上げまで毎日交代制で運用練習を行うことにしています
いよいよ5/18の打ち上げに向けてメンバー数人は種子島へと最後の作業に向かいました

おそらく今頃は作業を終えてほっとしているところでしょう

私たちM2も就職活動まっただ中で徐々に内定者もでてきています

M2が就職活動に専念できるようにとM1が頑張ってくれていて、本当に助かっています orz
これからも助け合いの精神で頑張っていきましょう
鳳龍のTwitterを始めました
ユーザー名は
horyu2です
打ち上げに向けて、つぶやきも増えてくると思いますので、おたのしみに


床に寝ころんでなにしてるの?
実はこれ大事な試験の最中なんです


写真の中央部に並ぶペットボトルは実はおもりの役目をしていて紐でつるされています。
重要なのは実はその吊るしている紐自体

何をしているのかというと、紐にある程度の力が働いている状態が続いた場合どの程度この紐が伸びてしまうのかを評価しています。
えっ?!全然衛星に関係なくない??
とおもった方が多いかと思いますが、この紐は衛星のアンテナが間違って開いてしまわないように固定している部分に使われています。
なのでその部分が打ち上げまでの間に緩んでしまったりアンテナが展開するようなことになったら大変だからです。
そこで最後の最後にこの紐について試験するようある機関から指導を受けて現在評価をしています。
| ホーム | 次のページ