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九工大衛星開発プロジェクトBlog

北九州から宇宙を目指す学生たちのBlog。2009年の大学創立100周年を記念した超小型衛星『鳳龍』を開発中!

EM基板ハンダ付け

EM基板のハンダ付けができました。
まぁ実際は完全に終わった訳ではないのですが・・・
とりあえずひと段落ということで。

EM基板ハンダ付け済み

これから動作チェックとか色々頑張りましょう。
ハンダ付けを頑張ってくれた入江君・栢野さん・利光君、お疲れ様でした。

関係ないけど、ノリのいい鈴木君空を飛ぶ↓
空どぶスズキ
カンサットも飛行試験お疲れ様。
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EM基板が届いたヨ

今日、先日発注していたEM基板が届きました。
つるっつるで綺麗な仕上がりです。
これからハンダ付け・・・
今回は色々変えた部分があるので、ミスしてないことを祈るばかりです。

EM基板

ちなみに、左上がcom、右上が電源、左下が底面、右下がOBCです。
こうみると段々基板がごちゃごちゃしてきた。

熱真空センサ試験

先日、熱真空チャンバーを使って、各センサの熱真空試験を行いました。
今回は主に低温時にセンサがちゃんと動作するのかを確認しました。

温度は下はー50℃、上は80℃付近まで上昇させてみました。
結果としては温度センサはちゃんと動いてたけど、
電流・ジャイロは・・・・ほとんど使えない感じで・・・
電圧センサもちょっとへんな感じでした。

温度でセンサデータがこんなに変動するとは・・・考えが甘かったです。
温度で対抗値が下がっているのが原因なのかな?
今回の試験では何が原因で変な結果になったのかよくわかんなかったので、
また試験しないと・・・

あと真空でアンテナ展開試験を行いました。
打ち上げて比較的すぐにアンテナ展開する予定なのでそこまで低い温度にはならないだろうと考え、
今回はバッテリ温度が0℃の時にアンテナ展開させました。
無事にアンテナ展開してくれました。
アンテナ展開時のバッテリ温度上昇も確認できたので成功ではないでしょうか。

アンテナ展開

緑のテグスが切れてます。
何回か似たような試験を続けて、バッテリ温度が何度のときアンテナ展開が出来なくなるか確認する必要があります。

サイクル試験

電源班です

今、鳳龍を通常動作させて、そのときのバッテリの充放電を見るサイクル試験というものを行っています。
これは実際の日照・蝕時の太陽電池の発生電力を日照60分・30分模擬してサイクルしています。

しかし、充電量に対して放電量が多く・・・3サイクルほどで蝕中にcwが出来るだけの電力が無くなってしまいます。

今考えている原因としては、
・太陽電池がPmax点で動作していない(バッテリの電圧が高くて、充電しようとすると太陽電池がPmax点よりもVoc側で動作している)
・太陽電池からバッテリー間のダイオードでのドロップが大きい(余分な電圧が必要になるので、Voc付近で動作している)。
・純粋に電力が足りない?
・何処かで無駄なロスをしている。
などを考えています。

対策としては、とりあえずダイオードのドロップを減らすためにダイオードを並列化しようかなっと考えています。
なにかいい案ないっすかね?よろしくお願いします。